2021年11月22日(月)

先日誂えた服を取りに新宿へ。
雨の降らぬうちに帰宅しようと思っていたのだが、最寄り駅に着いたところで降りだした。
ロマンスカーにしなければ間に合ったものを。まあ、いいか。

  雲の間にわづかに覗く日のひかりぼやけてまたも雲中に入る

  糸魚川河口に拾ふ小さき石けふは両手にあたためてゐる

  翡翠にはあらねどみどりの石ころの来歴を問ふわが掌に

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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