2021年10月26日(火)

朝まで雨だったが、6時半には上がっていい天気だ。

  昨夜 (   きそ)の雨ふりつづきなごりの水たまり晴れて青空と白雲映す

  いづくからか枯れ葉、枯れ枝焚くけむり九階の窓にわづかに届く

  うれしくて不覚にも涙を落すとき森羅万象に(つつ)まれてゐる

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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