2021年1月31日(日)

谷津(たにづ)駅まで千三百円の硬券(キップ)購ふ三日つづけて改札口前

冬ごもりのやうなる日々を重ねきて一月尽は酒飲むか少し

ちびりちびりしやぶる程度の酒なれどハツ子よろこぶ心温もる

<主人メモ>
夢は谷津駅行きの切符を買う場面。
それが三日に及ぶ。
駅員の嫌そうな顔。
この谷津駅こそがわが悪夢の鉱山地帯の最寄り駅に違いない。
じっさいの谷津駅は京成電鉄にある。
千葉県習志野市。
縁もゆかりもないし、わが悪夢の谷津駅とはなんの関係もなさそうだが、
なにゆえ私はこの駅周辺地に悩まされるのであろうか。
なにゆえ谷津駅なのか。
偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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