2021年 1月5日(火)

芝草に遊ぶ子猫に変身し跳びあがる、寝ころがる、毛繕ひする

冬の日の乏しきひかりを川原(かははら)に鵙が来ている枯葦の穂に

<主人メモ>
「歩くのは、心に風を通してちょっとだけ変身することなのだ。」(山本貴光『投壜通信』)。
「朝日新聞」の鷲田清一の「折々のことば」(2020・12・12)で知った心嬉しいことばである。
偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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