2021年 1月21日(木)

大寒の海にふんどし一枚で入りゆくといふオレにはむりだ

<主人メモ>
大寒だそうだ。

山田風太郎の奇譚にこころはづませて室町末期の京(みやこ)に遊ぶ

<主人メモ>
山田風太郎『室町お伽草紙』読了。
信長、謙信、信玄、秀吉の青春奇譚。
むちゃくちゃだが、いやぁたしかに痛快。すごいなぁ。
妖女・玉藻がいい、そして足利将軍の妹・香久耶のなんと魅力的なことよ。

殻を割りことし初めてのそらまめの尻に刃を入れるたのしきろかも

<主人メモ>
深夜、空豆を茹でる。
偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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