海老名は暑い。
夏の雲。不二山あたりにわだかまり西の方には山すら見えず
大山のいただきあたりも雲の中。夏の雲なりだうだうとして
積乱雲のごときが急に育つなり。山のいただき見えず雲ん中
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『孟子』尽心章句上214 孟子曰く、「は、天性なり。聖人にして、然る後に以てをむし」
ただに聖人のみが形骸にそなはるものを働かすべし
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相馬御風編注『良寛和尚歌集』
いにしへをおもへば夢か現かもよるはしぐれの雨をきゝつゝ
【語義】「いにしへ」はここでは自分の過去の生活の意であろう。「も」は疑問の「か」に添えた感嘆詞。
【大意】静かに自分の過ぎ去った生涯を思って見るとそれが夢幻でであったのか現実であったのかわからないような気がする、わけて秋の夜しぐれの音をききながら思いを過去に馳せて見たりすると。
【評言】上句の「夢か現か」というような表現は云わば型にはまった言葉であるが、それが下句の力ですっかり活かされている。「よるは」などは容易に出ない言い方である。