よく晴れて、暑い。
水たまりにぽっんぽっつんと小粒の雨、雨の輪つくり楽しげなりき
長細い水の溜りに雨の輪の小さく大きく小雨ふるなり
雨の輪のつぐつぎに浮び切れ目なくしてぽつりぽっつり
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『孟子』尽心章句上200 孟子曰く、「孔子、に登りて魯を小とし、に登りて天下を小とす。故に海をし者には、水を為し難く、聖人の門に遊びし者には、をし難し。水を観るに術有り、必ず其のを観る。有り、必ず照らす。の物為るや、に盈たざれば行かず。君子の道に志すや、章を成さざれば達せず」
君子の道は一段一段積み重ね目的に達する水の如くに
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相馬御風編注『良寛和尚歌集』
足引の山田のをぢが日めもすにいゆきかへら水はこぶ見ゆ
【語義】「足引の」は「山」の枕詞。「をぢ」は「翁」。「日めもすに」は「日ねもすに」と同じく「終日」の意。「いゆき」の「い」は意味のない発語。「かへらひ」は「かへり」で、「いゆきかへらむ」の意。
【大意】夏の日照り続きで山田の水が涸れてしまったので、せつなさのあまり田守りの爺さんがこの炎天にしかもあの足場の悪い山路を朝から晩までせっせと水を運んで居るのが見える。
【評言】これは一見写生の歌のようであるが、しかしそうした光景を眺めている作者の同情がおのずから一首のうちに漲っている。徒らに感傷的な表現をしなかったところに、却って複雑な心のはたらきが味われるのである。