今日は、格別に暑い。
夏の雲は青空に白く立ちにけり。積乱雲はもくもくとして
野辺山のもっとも高き一三七五メートル小海線がゆくに人は少なし
小海線の最高地点に鉄道神社小さき社に黙礼をする
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『孟子』尽心章句下233 孟子曰く、「名を好むの人は、くの国を譲る。も其の人に非ざれば、も色にる」
孟子がいふ名誉を好む人はよく千乗の大国をも人に譲る
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相馬御風編注『良寛和尚歌集』
しばの戸の冬のゆふべのさびしさをうきよの人にいかでかたらむ
【語義】「しばの戸」は「柴にてつくれる門」であるが、ここでは人里はなれたささやかな山家というほどの意に解してもよかろう。〇「いかでかたらむ」は「どうして語ろう、語ろうにも語るすべがない。
【評言】この山家住居の冬の夕ぐれのさびしさを世間の人達にどんな風に語ろう、語るにも語るすべがない、全く云って見ようもないから、ただひとりその意味を味っている外はないのである。訴えもせず、嘆きもせず、捨てもせず、破りもせずに、じっと静かにその寂味を味うているところに、良寛の尊い心境が窺われるのである。この歌「しばの戸」といい、「うきよの人」というような兎角嫌味にきこえ勝ちな型に囚えられた句を平気で入れていながら、少しも嫌味を感じさせないのは、やはり作者の生活基分のしからしめるところである。